登山と父ちゃんと焚き火。

副園長だより

芙蓉園の伝統行事の一つに、年長児が行う「太郎山登山」があります。

taroyama

上田市民に愛される標高1164メートルの太郎山に、幼児の足で登れるの??と心配される新入の保護者の方は少なくありませんが、年長児になればそんな心配もなんのその。
皆で支え合い、毎年楽しく登ってきます。

そしてここ数年、お父さんのボランティアを募り、「お父さん先生」としてご同行いただいています。

やはり父親達の存在というのはとても安心感があり、大自然に入ると特にその頼れる存在感が有り難いものです。

今年は天候が心配される中でしたが、コースをアレンジし、無事予定通り行ってくることができました。

園に帰り着いた時の、子どもたちの満足気な表情と、それをあたたかに見つめるお父さん達の横顔が、たまらなくよかったです。

さて、その晩は有志のお父さん方で慰労会を開催しました。

焚き火を囲んで、父親達の子育て談義に花が咲きます。
考えてみると、同じ園に通うお父さん同志が、こうしてじっくり語り合う場というのは、これまでなかなかありませんでした。

たき火

お父さん達が保育園という場で子どもを介して繋がりあうことで、新しい力が生まれそうな予感がします。

ですがお父さん達は基本的に毎日仕事で忙しいものです。
無理なくちょっとずつ、この灯火を広げていけたらと思っています。

副園長